請求書の振込手数料を負担するのは?作成する際のマナー、注意点についても解説

こんにちは。請求業務をかんたんにするクラウドサービス「MakeLeaps(メイクリープス)」事務局です。

請求書の振込手数料は、発注者が負担するのか、受注者が負担するのか、悩む方も多いでしょう。この記事では、請求書の振込手数料はどちらが負担するのかを解説します。請求書に記載する項目や書き方、作成する際のマナー、注意点も解説するので、参考にしてください。

請求書の振込手数料を負担するのは?

請求書のトラブルを防ぐためにも、振込手数料について把握しておくことは大切です。ここでは、振込手数料の概要や負担について解説します。

振込手数料とは

振込手数料とは、金融機関の口座から他の口座に振り込む際に発生する手数料のことです。振込手数料の負担は、発注者負担と受注者負担の2つのパターンに分けられます。以下では、振込手数料の負担の2つのパターンについて解説します。

振込手数料は発注者負担が原則

振込手数料は、発注者が負担するのが一般的です。民法第485条には、「弁済の費用について別段の意思表示がないときは、その費用は、債務者(発注者)の負担とする」と記されています。弁済とは、債務を履行して、相手の債権を消滅させることを意味します。

※参考:民法 | e-Gov法令検索

振込手数料を受注者が負担する場合

受注者の合意があれば、振込手数料を受注者が負担する場合もあります。特に長期間にわたって取引をする相手に対しては、受注者が振込手数料の負担を申し出る可能性もあります。民法第485条にも、別段の意思表示がある際にはその限りではないことが明記されています。

※参考:民法 | e-Gov法令検索

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請求書の振込手数料の負担を依頼する際の例文

請求書の振込手数料の負担を依頼する際には、相手に失礼にならないような一文を添えることが大切です。依頼する際の例文は、以下の通りです。

・「恐れ入りますが、振込手数料はお客様のご負担でお願いいたします。」

・「誠に勝手ながら、振込手数料は貴社にてご負担をお願いいたします。」

請求書に記載する項目と書き方

請求書に記載する項目は、大きく分けて8つあります。

① タイトル
② 宛先
③ 通番
④ 自分の連絡先
⑤ ご請求金額
⑥ 明細
⑦ 銀行口座
⑧ 支払期限

請求書に記載する項目と書き方については、「御請求書と請求書、どっちが正しい?請求書の書き方も解説」をぜひご覧ください。

請求書を作成する際のマナー

請求書を作成する際には、覚えておくべきマナーがあります。ここでは、請求書を作成する際のマナーについて解説します。

用紙サイズと用紙の折り方

A4サイズの請求書を3つ折りにして、縦型の封筒に入れるのが一般的です。用紙を折る際には、「請求書」と記載されたタイトルが1番上になるようにします。また、請求書のみを入れるのではなく、添え状を同封する必要もあります。

「御中」と「様」の使い方

請求書を作成する際には、「御中」と「様」の使い方にも注意が必要です。会社や部署などの組織に送付する場合は、「御中」を使用します。一方で、送付する担当者がわかっている場合は、「様」を使います。

請求書作成時の注意点

請求書を作成する際には、気をつけるべき点があります。ここでは、請求書作成時の注意点について解説します。

押印する際の注意点

請求書への押印は、法律で義務付けられてはいません。しかし、請求書が偽造や改ざんされるリスクがあることから、押印しておくことをおすすめします。捺印欄がない場合は、会社情報の右側に文字と重ねて押印しましょう。

メール送付する際の注意点

請求書はメールで送付できますが、請求書の原本を必要とする会社もあります。そのため、メールで送付する際には、事前に取引先へ確認することをおすすめします。PDFファイルで送る場合は、電子印鑑を押しておいたほうが安全です。

源泉所得税が発生する際の注意点

源泉所得税とは、給与や報酬から従業員の所得税を差し引いて、企業が本人の代わりに支払う所得税のことです。以下は、源泉所得税が発生する主な業務の例です。

・原稿料、講演料、デザイン料
・写真撮影料
・弁護士、税理士などへの報酬
・スポーツ選手や芸能人などへの報酬

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まとめ

請求書の振込手数料は、原則、発注者側が負担します。ただし、取引が長期である場合は、受注者が振込手数料の負担を申し出る可能性もあります。請求書の振込手数料の負担を依頼する際には、相手に失礼にならないように、注意しましょう。

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