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【ML4SF導入事例】昔から地元で愛される中小企業が、なぜ社内業務のIT・クラウド化に踏み切ったのか | 株式会社サインビクトリー

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創業1984年。神奈川県相模原市を拠点にし、看板の企画から設計・製作までを手がけている株式会社サインビクトリー。
代表取締役の八木 勝利 氏は、自らも長年にわたり現場で看板製作を手がけてきた。今回のインタビューでは今までの会社の苦労話や、社員に対する熱い思いも存分に語っていただいた。

その中でキーワードとして出てきたのが、社内の働き方改革。「Salesforce」や「MakeLeaps for Salesforce(ML4SF)」などといったWebサービスの活用を積極的に進めているという。しかし、なぜ長い間地元で愛されながら事業を展開してきた同社が、IT・クラウド化や業務の仕組み化など働き方を改善する施策に踏み切ったのか。八木氏の生き方・考え方から組織のIT活用まで、幅広いテーマで話を伺った。

人生の転機を経て、社内の働き方改革を推進

Sign_Victory_ML4SF導入事例

ーーまずは御社の事業について教えてください。

私たちは看板屋として屋外広告や室内装飾などの企画・製作全般を担っています。バブル期は商店街も活気が溢れ元気だったので、店舗関連のお客様が多く、その頃は見積もりの概念がなくご指名で何でも作っていました。その後、時代は変わり、アミューズメント産業やウェディング業界などのクライアントも増えてきました。

ーー時代の変遷と共に業界も変わってきているのですね。

そうですね。現在は、営業して直接お客様を開拓することもありますし、代理店経由の大企業の下請け業務やウェブサイトの問い合わせフォームから訪れる個人のお客様まで幅広くなってきました。私は現場の職人上がりなので、お客様の要望を1つひとつ丁寧に聞くことでアイデアが生まれ、オーダーメイドで何でも作って応えたいと思ってしまうのです。しかし、ビジネスとしてはもう少しパッケージ化しかした方がいいし、そうすることで社員の業務効率化にも繋がりますからね。看板業界の変化と共に、社長である私自身が仕事に対するスタンスや社内の体制も変えていく必要性を感じています。

ーー八木さん自身も現場で看板職人をされていたのですね。

はい。22歳でデザインの学校を出て、その後からずっと看板職人をしていました。昔は職人の手作業でしたし、私も仕事が好きだったので土日も会社に出勤して新商品の研究開発に没頭していました。その結果、独自の商品は200点を超え技術力や製品力は会社の強みになりました。私も仕事が趣味のように働いていましたね。

しかし、今はコンピューターで文字や絵柄も描けるし、お客様もインターネットで安い業者を見つけて相見積もりをする時代なので、利益を上げるにも一苦労。私も働き過ぎがたたったのか50歳を過ぎて心身に変化があり、54歳の時に前立腺癌を発病してしまいました。

ーー癌に!?今はお元気そうですが……

告知を受けた時はショックでしたね。発見が早かったので今は完治しましたが、それが人生の転機になりました。57歳にして、ピアノ、占い、手品などの趣味もはじめ、土日も休むようにしています。

あとは、社員に対する考え方も変わりました。今まで繁忙期は終業時間が夜の22時を過ぎることもあり、離職率が高まる原因にもなっていました。そのため、今は17時や18時には退社できるように残業時間を減らし、しっかり休養できる時間を確保することが大事だと感じています。残業しないと利益がでない組織は会社として機能していない。そのためにも社内の働き方改革を進めていく必要がありました。

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「Salesforce」と「MakeLeaps」は業務効率化を推し進める手段

ーー具体的には、社内の働き方をどう変えていったのでしょうか?

まずは社員が行う仕事やお金の管理はアナログではなくIT化や仕組み化をしていくことに着手しました。例えば、業務マニュアルの作成や、Webサービスの活用。クラウドベースのCRMツールである「Salesforce」もその改善の一環として、約1年前に導入しました。

ーー数あるWebサービスの中で「Salesforce」を導入した理由を教えてください

「営業支援 EXPO」などの大規模なイベントに出向くなどして、いろいろとサービスを比較・検討していました。その中で「Salesforce」の営業の方と話し、しっかりとしたアフターフォローをお願いしたところ対応して頂けたので導入しました。
中小企業や私のような職人気質の社長からすると、営業ノウハウや顧客管理手法について相談できるパートナーができて心強いと感じています。「MakeLeaps」の導入も、その営業の方の紹介で決めました。

ーー最終的に「MakeLeaps」を導入した決め手を教えてください。

まずは費用感ですね。コストパフォーマンスが良さそうだなと感じました。実は、今までは請求書や見積書の作成・管理は印刷業界に特化した会社のインストール型ソフトを使っていたのですが、サービスが縮小してしまったのです。ファイルメーカーを活用したサービスで、導入費用として約50万円、月々の運用費用が約2万円程でした。システムは使いやすかったのですが、予定していたクラウド化も立ち消えになり、徐々にサポートも薄くなってきました。他のシステムへ移行すべき時かなという時に「MakeLeaps」を紹介いただき、2019年2月から使いはじめました。タイミングもよかったですね。

でも、実はその後、他のいわゆる競合製品も会計ソフトと連携してみたくて「MakeLeaps」から離れていた時期があるんです。けれど、やはり「MakeLeaps」が費用面でも性能面でもよいと感じて戻ってきました。

Sign_Victory_ML4SF導入事例

ーー実際に「MakeLeaps」を使用してみていかがでしょうか?

売上数字や書類の管理は妻や他のスタッフが担当していますが、入金の消し込みが楽になったと聞いています。請求書の金額と入金の金額がぴったり合うため、確認の工数が減りました。
そして何より「Salesforce」と連携できるので、売上や業務進捗などを数字データやグラフで把握できるのは心強いです。

ーー使っている中で感じた課題はありますか?

現在、「MakeLeaps」上の取引先数は約100社になりますが、当社の場合は個人のお客様や新規の取引も多いんです。そうすると、どうしても取引先数が増えてしまい、高額のプランにせざるを得なくなってしまいます。そのため、まずは「MakeLeaps」で見積書だけ作って、商談が決まってから「Salesforce」に連携することもあります。しかし、そうすると売上数字が合わないといったケースも考えられるので、今後は運用の方法を検討していく必要がありますね。システムというよりは、当社の管理・運用上の課題ですが、メイクリープス社にもアイデアをもらいより良い方法を探っていければと考えています。

あとは、Webサービスは難しい用語も多いので、私みたいに社会人の経験が長くても初めて聞く言葉があります。例えば「Salesforce」の画面に表示される「リード」などは私の時代では使わない言葉でしたから、いまいちピンとこない。セールスフォース社の担当者がよく顔を出してくれるので、何でも聞けるのは心強いのですが、全部理解するには機能が少し多すぎると感じる時も正直ありますね。

ーーいろいろ課題を教えていただきありがとうございます。最後に今後の御社のビジョンについてお知らせください。

私が職人上がりなので「もの作りって楽しい!」と社員が思える仕事、時間を増やしていきたいと常々思っています。そのために8時間しっかり働き、8時間しっかり寝る。そして残りのプライベートの時間を充実させることが、より重要だと身にしみて感じました。

そのために健康経営ができる会社にしていきたいと思っていますし、その手段として社内業務のIT・クラウド化に踏み切りました。中小企業こそバックオフィスを効率化し、本来の価値を提供する業務に注力できる環境を整えていく必要があるのではないでしょうか。

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【イベント】Salesforce AppExchange Virtual EXPO 2020出展のお知らせ

AppExchange event紹介画像

2020年8月4日(火)に開催される「Salesforce AppExchange Virtual EXPO 2020 ~最速で使えるSaaSアプリ~ 」にオンライン出展いたします。

ビジネスを成長させるための様々なSaaSソリューションが紹介されるAppExchange EXPO。
今回は「各アプリの説明を、じっくりまとめて聞ける」展示会をテレワーク環境でも気軽に参加できるオンラインで視聴できます。

ぜひ今後のビジネスの効率化に「MakeLeaps for Salesforce」セミナーもご活用ください。

※EXPOへのご参加・セッションご視聴には、事前申し込みが必要となりますので、下記のお申し込みフォームより必ず事前にご登録ください。

皆様のご参加を心よりおまちしております!

イベント概要

MakeLeaps登壇セッション詳細

「Salesforce AppExchange Virtual Expo 2020」イベントページよりお申し込みください。

イベント詳細・申し込み[外部サイト]

AppExchange EXPOについて

Salesforce のライセンスをより便利に使いたい!
業務効率を格段に向上させる様々なクラウドソリューションを見つけたい!
成約数・案件数を増やしたい!

そんな皆様に「実践的なミニセミナー」をご用意いたしまして、AppExchangeの特性・活用法などをご体感いただけるAppExchangeの専門展示会が「AppExchange EXPO」です。

各社のAppExchangeをまとめてご覧いただき、また実際の担当者に細かく内容を聞くことができるAppExchange EXPOは、Salesforce World Tourの展示よりも、もっと詳しく、また、ゆったりとご覧いただけます。

※イベント概要は2020年7月8日現在の情報です。

【お知らせ】SalesforceモバイルWeb環境の廃止

いつもMakeLeaps for Salesforceをご利用いただきありがとうございます。

この度、セールスフォース・ドットコム社によるSalesforce のアップデートに伴い、MakeLeaps for Salesforceもスマートフォンやタブレット端末のブラウザからご利用いただくことができなくなります。
Salesforceの変更の詳細、スケジュール等に関しましては、下記のセールスフォース・ドットコム社の記事をご確認ください。

■ Salesforce モバイル Web 環境の廃止(外部ウェブサイト)
https://help.salesforce.com/articleView?id=000349471&language=ja&mode=1&type=1

なおこの度の変更に伴い、MakeLeaps for Salesforce の操作環境の一貫性と品質改善に向けて、Salesforce モバイルアプリケーションの機能強化を段階的に進めてまいります。
今後の機能リリースにつきましては、随時ニュースレター等でご連絡させていただきます。

ご不便をおかけいたしますが、ご了承いただきますようお願いいたします。

また、本件に伴うMakeLeaps for Salesforceの対応についてご不明点がある場合は下記サポート窓口までご連絡ください。

【MakeLeaps サポート窓口】
メールアドレス:support@makeleaps.com
営業時間   :10:00〜18:00(土日祝を除く)

MakeLeapsが選ばれる理由「脱Excel」

tips

MakeLeapsのブログページにアクセスいただき、ありがとうございます。
本日はちょっとした小話をひとつ。

みなさんがビジネス利用の製品やサービスの導入を検討するとき、どのような基準で製品を探しますか?おそらく、“今抱えている課題を解決する” という点を軸に探す方が大半でしょう。
請求管理ソフト「MakeLeaps」を選ばれる多くの方の理由が「脱Excel 」です。

とても便利な表計算ソフト「Excel」。
単に計算用ソフトとしてだけではなく、様々な様式のテンプレートとして展開されることも多く、「見積書や請求書はExcelで作っている」という企業は多いです。
しかし、ExcelとMakeLeapsの決定的な違いは、「MakeLeapsは請求業務のために作られた製品である」ということ。

具体的には以下のような問題解決が実現できます。

■ 書類作成
Excel:コピペと手入力で作成するため、入力時にミスが発生する
MakeLeaps:商品マスタやテンプレート、自動書類採番を設定することで人的ミスを防ぐ

■ 郵送作業
Excel:原本送付が必要な場合、印刷・封入・投函を手作業で行う必要があるため、手間も時間もかかる
MakeLeaps:原本送付の場合は郵送代行により約8割を自動化でき、セキュア送信 (メール送信)による請求書の電子化も簡単に実現

■ 書類の管理
Excel:ファイルを開かないと請求内容が確認できない。またバックアップ保管で紙が大量発生
MakeLeaps:書類を開かなくても、書類内の情報で検索可能。情報はすべてクラウド管理

■ 入金管理
Excel:紙と通帳データを見比べて消込。確認やミスコミュニケーションで残業が増える
MakeLeaps:システム上で入金情報と書類の紐付けが可能。消込情報も一元管理

また最近ですと、新型コロナウィルスの拡大で急務となった「経理業務のテレワーク化」も夢ではなくなります。
Excelで作った書類は、上記のように紙による送付作業やバックアップ保管が必要なケースもありますが、それらをすべてMakeLeapsで行うことによって、インターネットさえあればいつでもどこからでも作業ができます!

それぞれの作業に適した製品を利用することで、業務効率を最大限に発揮することができます。請求管理サービスの導入を検討されている方は、ぜひ一度MakeLeapsをお試しください。

またご検討に当たり、ご不明点がございましたら、お気軽にサポート窓口までご連絡ください。
メールアドレス:support@makeleaps.com
営業時間:10:00~18:00 (土日祝、年末年始を除く)

【お知らせ】2020年7月 イベント一覧

2020年7月イベント・インフォメーション

こんにちは。メイクリープス 広報・マーケティング担当です。7月に開催されるイベント情報をお届けします。

今回ご案内するセミナーは全て手軽にご参加いただくことができる オンライン形式。気になるセミナーがありましたら、お気軽にセミナーページよりお申し込みください。

2020年7月開催セミナー
【7月14日(火) 12:00~13:00】起業前に知りたかった!フリーランス請求業務の現実
【7月16日(木) 13:10~14:00】新型コロナで浮き彫りに!請求業務のリモート化を阻む3つの壁
【7月21日(火) 12:00~12:45】1分で請求書サクッと作成!コロナ禍で請求業務を乗り切る5つのコツ

■ 2020年7月 イベント一覧

起業前に知りたかった!フリーランス請求業務の現実

《MakeLeaps導入ご検討の方向け》
2020年7月14日(火) 12:00~13:00
起業前に知りたかった!フリーランス請求業務の現実 〜withコロナ時代を生き抜くためのパラレルキャリアに向けて〜

【セミナーのポイント】
☆実際はどうなの?フリーランス・副業の動向について
☆ここが知りたかった!独立後の請求関連業務のホンネを実例で公開
☆請求業務を効率化する手段とは?一例をご紹介

【本セミナーをオススメする方】
☆パラレルキャリアを始めようと思っている方
☆起業したてで請求業務のノウハウが知りたい経営者、経理担当者
☆フリーランスとして活躍中で、請求業務をもっとラクにしてワークライフバランスを保ちたい方

イベント詳細・申込み [外部サイト]

 

新型コロナで浮き彫りに!請求業務のリモート化を阻む3つの壁

《MakeLeaps導入ご検討の方向け》
2020年7月16日(木) 13:15~14:00
新型コロナで浮き彫りに!請求業務のリモート化を阻む3つの壁

【セミナーのポイント】
☆昨今の在宅ワークの傾向をわかりやすく解説
☆経理担当者がテレワークできない3つの課題を考える

【本セミナーをオススメする方】
☆経理担当者のテレワーク化で苦戦している 経営者、営業・経理マネージャー
☆ハンコ文化 から抜け出せずに困っている経理担当者
☆請求作成ソフトを導入しているが、テレワーク環境で使えずに困っている経理・情報システム担当者

イベント詳細・申込み [外部サイト]

 

1分で請求書サクッと作成!コロナ禍で請求業務を乗り切る5つのコツ
《MakeLeaps初心者向け》
2020年7月21日(火) 12:00~12:45
1分で請求書サクッと作成!コロナ禍で請求業務を乗り切る5つのコツ

【セミナーのポイント】
☆1分で簡単に請求書が作成できるんです!デモンストレーションで実演
☆コロナ禍における”請求業務あるある課題”を解決する5つの方法をご紹介

【本セミナーをオススメする方】
☆請求業務をもっと簡単にしたいと考えている営業・営業アシスタント・経理担当の方
☆リモートワークテレワーク推進を考えているシステム担当の方

イベント詳細・申込み [外部サイト]

今後セミナーで取り上げて欲しい話題、製品の機能説明などございましたら、お気軽にチャットやお問い合わせフォームよりご連絡ください。

皆様のご参加を心よりお待ちしております!