【MakeLeaps導入事例】旅するライターの場所にとらわれない働き方を支える「MakeLeaps」 | 合同会社スゴモン

合同会社スゴモン

ライティングや働き方支援事業を軸に「情報発信」と「場づくり」をテーマに事業を行なっている合同会社スゴモン。多くのフリーランスのライターと連携してプロジェクトを行なっており、またフリーランスや起業家、復業ワーカーなど、個人で働く人たちが情報交換することができるメディア「SoloPro (ソロプロ)」も運営しています。

今回お話を伺った代表の松田然(まつだもゆる)さんは、2010年にフリーランスになり、2013年に合同会社スゴモンを立ち上げました。松田さん自身も世界各地へ自転車で旅をしながらライターとして活躍していますが、「フリーランスと聞くと自由なイメージがあるが、その反面、請求業務をしっかりしないと顧客に信用してもらえない怖さもある」とのこと。

今回は、独立して直面した請求業務の大変さと、場所に縛られない働き方を実現するためにどのようにMakeLeapsを活用しているのかお話を伺いました。

フリーランスやライターのチャレンジを応援したい

代表の松田然さん

ーーまずは御社の事業について教えてください。

弊社のテーマは二つあります。「情報発信」と「場づくり」です。
まず「情報発信」という点では、企業インタビューやSNSの企画、写真撮影、ライティングまでを行なっています。しかし最近では、スマートフォンを持つのが当たり前になり、情報がどんどん消費される時代になりました。その結果、発信するだけではなく、そこから“動いてもらう” “使ってもらう” ために、弊社のもう一つのテーマである「場づくり」の必要性が出てきました。

「場づくり」という面では、単にイベントだけではなく「SoloPro」というサイトを運営しています。これは私がこれまで多くの方を取材してきた中で、“働き方” という点に興味を持ったことがきっかけです。その中でも、我々は個人で事業を行なっている方にフォーカスをし、記事を掲載しています。

ーー(SoloProを見ながら)こう見ると、本当に色々な方がいらっしゃいますね。

そうですね。例えば、オフラインでイベントを開いた場合、その場に来た方しか話を聞くことができません。しかし、そのイベントの内容がとても良い内容であれば、メディアでもレポートとして取り上げることで、その場に来ていない方も内容を知ることができます。またその逆で、記事を読んでもらって終わりではなく、取材対象者にイベントに登壇いただき、その人から実際に話が聞ける場も企画しています。

発信するだけでも、うまく声が届かないことや消費されてしまうという側面もあって、イベントだけでも、その場にいる人しか情報を得ることができない。それなら、その両方をやることを弊社の強みにしていきたいと思っています。

ーー独立したきっかけはありましたか?

私は元々求人広告の制作をやっていたのですが、当時はリーマンショックでかなり厳しい時期でしたね。私自身ライターの仕事が好きだったのですが、周りのライターは疲弊してどんどん辞めていきました。しかし、記事数を保つために仕事はどんどん増える。そんなときに、前向きなチャレンジができる人を増やしたいな、と思い自分で作っちゃおうということで独立を決めました。それが2010年ごろです。

ーー独立する際にためらいはありませんでしたか?

何の前知識もないまま独立を決めたので、最初は手探りでした。当時はリーマンショックの影響で退職金やボーナスもない上に、コンペで賞をとっても賞金がないような時代でしたから、お金の面だけで言えば本当に大変でした。でも、すごく楽しかったです。自分で起業してしまえば、何でもできますから。ただ独立して仕事が増えてきた中、2012年に東日本大震災がありました。あのタイミングで自分の生き方を考え直した方は多かったと思いますが、私もその一人でした。

周りはボランティアで被災地へ行ったり、寄付をしている中、自分は仕事が日に日になくなり、現地に行くお金も時間もありませんでした。そこでふと、チャレンジを応援したいと思って始めたはずなのに、自分がチャレンジできてないなと気づいたんです。

そこで、まずは周りにたくさんいたフリーランスやライターのチャレンジを応援しようと思い、2013年に合同会社スゴモンを立ち上げました。その時に、ただ働くだけではなく、自分のやりたいことをやりながら働ける会社にしたかったんです。それが私の場合は「旅」と「自転車」でした。なので、自転車旅をしながら働ける会社を作ってみようと思い、スタートしました。震災の1年後には、東京から自転車で東北地方に向かい、現地から情報発信するような、自分自身もチャレンジできる会社にしました。

今は約50名ほどのライターと連携していますが、そのほとんどがライター以外に自分の活動を持っています。主婦の方であれば子育てをしながらライターとして活動されている方もいらっしゃいますし、会社員をしながら複業としてライターをしている人もいます。

旅の一コマ

独立後に感じた請求業務の大変さとクラウド利用のメリット

ーー独立したあとに請求業務などもご自身で行う必要があるかと思いますが、以前はどのように行われていたんですか?

今までは書く仕事しかしたことがないので、独立してから請求業務も含めてすべて一人で行わなければなりませんでしたが、正直かなり面倒でしたね。独立する前はライターとして、クリエイティブなところだけに注力していればよかったのが、独立後は案件の相談があったら見積書を送り、決まったら契約書を書いて、仕事が納品できたら請求書を出してお金を入れてもらわないと完結しない。クリエイティブの作業の前後に一気に仕事が増えました。

当時は書類をExcelで作成していましたが、請求業務だけで、2日間くらいはかかっていました。手間のかかる正直あまりやりたくない作業だからこそ後回しにして溜め込んでしまうようなこともありましたね。

ーー当時はもっとこう改善したいな、というような部分はありましたか?

そうですね。これはフリーランスあるあるかもしれませんが、こうしたら楽にできるかも、というようなことも思うのですが、目先のことで精一杯で改善案まで頭が回らず、やらなければいけないことを淡々と処理していた、というような感じです。ただ、やはり請求業務は旅先では難しいので、請求業務のために月末はオフィスに帰らなければならなかったのは不便でした。

ーー例えば、どのようなところが不便でしたか?

例えば、旅先から請求書を送付するにしても当時はWi-Fi環境も当たり前ではなかったので、送信先にきちんと送られるかどうかも不安でした。また、自転車で被災地に行くような際はWi-Fiどころか電源があるかもわからない。そういった状況もあったので、請求業務はオフィスに戻って行わないとできませんでした。

「旅を仕事に」というと憧れる方も多いのですが、請求業務やメールの返信をしっかり行わないと、いい加減な人なのかなと思われてしまい、信頼を失いかねない。フリーランスは信頼を失うと終わりなので、やるべきことはきちんとやらないと、というプレッシャーをすごく感じていました。

ーーなるほど。その他課題に感じていたことはありますか?

はい、たくさんあります。Excelの表や計算式が崩れたりしていて、取引先から指摘されたこともありました。Excelだとどうしても、集中力が切れた状態で作ったものはミスが起こりがちでした。あとは、旅先で連絡を受けて、過去の請求書を確認したいけど、クラウド上のファイルボックスに入れ忘れていて探すのに一苦労したり。

合同会社スゴモンインタビュー

ーー様々な課題があったわけですね。その中でもMakeLeapsの導入にいたった一番の理由は何ですか?

最初はトライアル版を使っていました。当時あった請求書作成クラウドソフトの中でも価格は安価ですし、なにより使いやすかったことがポイントですね。

2013年ごろから使っていますが、MakeLeapsは主役のサービスではないと思っています。でも本業がある中で、請求業務ってできるだけ短く終わらせたいですよね。以前は請求業務は気合いをいれて、時間をとらないといけない業務だった。しかし、今は意識しなくていいレベルになっています。そのお陰で本業に集中できるようになりましたし、自分の人生にとって大事な、「旅」にも時間を費うことができています。

ーーMakeLeapsを導入して、何か変化はありましたか?

まず、MakeLeapsは場所を選ばずに使えるので私の働き方に非常に合っていると感じています。以前は発送業務は海外にいるとできなかったので、それを含めて予定を立てていましたが、今は郵送代行の機能があるので海外から発送業務もできるようになりました。

また、MakeLeapsを使えば入金管理や書類の送付を集約することができます。MakeLeapsは、請求書発行から郵送代行、入金管理の機能に特化している。すると他の特化した請求書作成製品や会計製品と範囲を住み分けて併用して使うこともできます。規模の小さい会社だからこそ人を雇うのではなく、製品をうまく活用して請求業務を効率化できるというのは、ちょうどいいと思っています。

ーー請求書は毎月何通くらい発行されていますか?

毎月大体5〜10社くらいですね。
これは、イベントに登壇した際などでもお話するのですが、フリーランスは1社に依存するのはとても危険なんです。なぜかというと、受託系のフリーランスというのは、売上の良いところ1社のみでやっていると、契約を切られたらおしまいです。これからも活動をしていきたいからこそ、収入の軸をうまく分散させることも重要なんです。

ーーフリーランスならではのケースですね。使い始めた際は、不明点などなく使い始められましたか?

はい。そういう意味では、周りにフリーランスが多いので、税金の計算や源泉徴収を引いた請求書の書き方などを教えるのも大変なのですが、MakeLeapsの場合は「ここを押してね」と伝えるだけなので教えやすいというのはありますね。Excelで作っていると、みんなフォーマットがバラバラなので数字が合わないときに、どこが間違っているのか探さないとならないので大変なんです。こういった使いやすさは、人に勧めやすいポイントの一つです。

合同会社スゴモン

ーーMakeLeapsに対して何か要望はありますか?

そうですね、会計管理は別のクラウド製品を使っているので、そこと連携ができると便利になりそうです。あとは、取引先数に応じて課金されますよね?

ーーはい。今のプラン体系はユーザー数と取引先の登録数に応じて金額が変わります。

取引先が増えるごとにアーカイブなども使って調整はしているんですが、特にフリーランスのライターは1本の記事が5000円などのケースもあったりして、その都度金額が増えていってしまうのは抵抗がある人もいるのかな、と思います。

ーーありがとうございます。導入を検討している方に何か伝えたいことはありますか?

ITツールの導入は自分が売れてから考えようとする人もいますが、後からだと過去のデータを引き継げないので、MakeLeapsは最初から入れてよかったと思います。

例えば、ライターというのは大きな初期投資もなく気軽に始められる職業でもあります。すると、始めのうちはお金のかからないシステムを検討しがちですが、将来きちんとライターとして仕事をしていきたいのであれば、最初からきちんとしたシステムを使うことは大切だよ、ということは伝えていますね。

あと、MakeLeapsは、対前年比なども見れるので、去年どれくらい忙しかったかなども簡単に振り返ることができ、戦略を立てる際に役立っています。フリーランスはすべて一人でやらないといけないので、時間の余裕がないことも多いですが、去年と比較してどうだったかと振り返ることはとても大事です。その点、MakeLeapsを使えば簡単に振り返ることができるので、感覚的に「去年忙しかったな」ではなく、きちんと数字を軸として管理ができるようになりました。

ーー最後に今後の目標はありますか?

私は、「働き方実験家」という肩書きも持っています。いろいろな働き方を実験して、その成功したものも失敗したものもシェアしてこうと思っています。その中でも今ホットなテーマは 「移働:移動と働く」です。自分自身として は、旅しながら働くことができていますが、次のステップとして、在宅ワークやリモートワークなど移動するしないに関わらず場所を問わない働き方の情報を発信していきたいと思っています。そのために始めの話に戻りますが、「メディア」「場づくり」そしてもう一つ「コミュニティ」に2020年は力を入れていきたいですね。

旅の一コマ

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