【統計が語る】なぜ2015年がWEBマーケティングにおいて最高の年になるのか

新年を迎えると、新しい年のトレンドや去年との比較記事を読むのは楽しい。クリスマスやニューイヤーパーティーよりも仕事を優先する私ですら、新しい年の興奮を感じずにはいられない。

そして今年は特に、だ。それは、2015年がインターネットマーケティングにとって非常に意味のある年になるのが分かるからだ。私のようにデジタルマーケティングに精通している人は、同じように感じていると思う。

今の状況から判断すると、オンラインマーケティングで戦略的に投資をし続けている限りは、「あなたはこの先数ヶ月で、大きな利益を掴むことができる」と断言できるのだ。

これは、統計に基づいて言えることだ。勘で言っているのではない。だからこの記事にはグラフや表がたくさん盛り込まれている。それでは、2015年に大きな利益が生まれる理由の1つ1つをその目で確かめて欲しい。

モバイル市場で成功する方法は、実はシンプルである。

(※注:ここでのモバイルとは、携帯電話会社の3G4G・LTE回線の電波を利用して、WiFi対応機器をインターネットに接続することができるサービスのことを指す。)

ここ数年の間、モバイル市場の急成長、そしてそこから生まれる利益の話がよく話題になった。

これには明確な理由がある。 2008年から2012年の間に、モバイル製品が爆発的に大ヒットしたからだ。この4年間にモバイル広告やアプリに費やされた金額は、年平均129%もの上昇率を記録している。

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モバイルアプリ及びモバイル広告による収入は、現在も伸び続けている。「モバイルの急激な収益成長 (67% アプリ, 33% 広告)」

では、今はどうか?もうすでに頭打ちしたのではないか?

答えはNo。そんなことはない。

むしろその全く逆で、今後4年間でさらなる成長が予測されている。

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ゲーム以外のアプリの年平均成長率は、61.3%(2013- 17F)。「グローバルモバイルアプリ部門別収益」

間違いなくモバイルはさらに成長していく。しかし、どのようにしてモバイル市場で利益を得るのか?それは決して難しいわけではない。

まずはじめに、あなたのサイトがモバイルフレンドリーであるかどうか確認する必要がある。あなたのサイトが、モバイルのSERPs(検索エンジンの結果を表示するページ)で承認されているかを確かめるには、Googleのモバイルフレンドリーテストが利用できる。

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Googleが提供するモバイルフレンドリーテスト

2つ目に、もしモバイルからの収益率をあげたいのならば、モバイル上のチェックアウト・プロセス (決済手段確定までの購入プロセス) を、最適化させる必要がある。モバイル用のページを作ることもできるが、他にも方法があるので、モバイル最適化チェックアウトプロセスを参考にしてほしい。

最後に、オーガニック検索結果で、一番上の検索順を確保することが重要である。 SEO Clarityによると、モバイルの検索結果でトップの位置にあるとクリックスルーの割合が高いことがわかり、SERPsでトップの位置にあることはモバイル検索者にとって非常に重要であることがわかる。

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検索順がトップの場合は、CTRが27.7%であるのに対し、2番目は半分以下の9.2%である。

2015年のモバイル収入アップを確かなものにする3段階のプロセスをまとめると、以下になる。
・レスポンスの早いサイトを構築
・購入プロセスをモバイルに合わせて最適化
・モバイル検索結果でトップになる

ミレニアム世代は、インターネットマーケティングに敏感である。

”インターネット・マーケティング”について考えるとき、私たちは市場(商品やサービスを検索し、見つけ、買い求める人々の集団)について考えなければならない。

それでは2015年の市場を引っ張るのは、一体誰か?

それは、ミレニアム世代である。

彼らは今までの顧客と全く違う。実際に店に足を運ばないのである。
消費者の大きな割合を占めているのにも関わらず、昔の世代と比較して、店を訪れる回数も、店で使うお金も少ない。

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■左: 世代ごとの来店数。世代を追うごとに減少傾向にある。 ■右: 来店ごとの購入費 。コストコのような会員制大型卸売店やスーパーで使う費用はベビーブーム世代(GenX)と比べて少ない。

では、彼らはどこでお金を使っているのか?

ある統計学者によると、ミレニアム世代の購入時間の82%は、オンラインで行われている。

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ミレニアム世代の82%はオンラインで買い物をする。その内44%は、車購入の際に1つ以上のデバイスを使う。平均10.1のサイトに訪れ、その51%はウェブサイト上に広告等を配信する第三者のサイトである。(本家のサイトではない)

彼らは、健康製品から映画のチケットまで、全てオンラインで買ってしまう 。食料品ですらネットで買い物する。オンラインでミレニアム世代の買い物リストにないものはほとんどない。

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39%のミレニアム世代のインフルエンサーは、ここ12ヶ月洋服とアクセサリーはオンラインで購入している。

クリスマスシーズンのプレゼントショッピングで、モバイルを使いこなし、一番のお金を落とす顧客であるミレニアム世代に、私たちは感謝しなければならない。

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■88%のミレニアム世代のスマートフォン所有者は、クリスマス休暇の買い物をそのスマートフォンで行っている。 ■31%のミレニアム世代のスマートフォン所有者は、クリスマスの旅行などのプランを全てスマートフォン上で済ませている。 ■クリスマスの旅行などのプランを全てスマートフォン上で済ませるスマートフォン所有者が、毎年28%ずつ増加している。

オンラインでの有望顧客であることに加え、ミレニアム世代は、オンラインマーケティングへの理解が早い。ソーシャルプラットフォームこそ、彼らが自分の時間を過ごし、人との関係を作り、口コミを聞き、他人と会話をする場所なのである。

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■「ミレニアム世代のテクノロジーに対する見解」:人生を豊かにするもの (74%)、家族や友人との距離を縮めさせるもの (54%) – 時間の使い方を効率化させるもの(56%)     ■「ミレニアム世代とソーシャルネットワーキング」:SNSを使っている (75%)、一番よくつかうSNSに1日1回はアクセスする (55%)、自分の動画をオンラインで投稿したことがある (20%)、Twitterユーザー (14%)

オンラインショッピングとその収益は、留まることを知らない。ただただ上昇していく。

インターネットショッピング時代の始まりから現在まで、オンライン収益の上昇は留まることを知らない。

覚えているだろうか、当初は私たちもオンライン収益の上昇に圧倒されていたことを。

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オンライン購入による収益

10年後を予想してみても、ピークを迎えることはない。時間が経ってもオンライン収益は依然として上昇していくだろう。

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「2010年~2016年のアメリカのオンラインリテール収益結果と予測」

オンラインマーケティングへの投資は、金融用語でいうブル・マーケットに投資するようなものである。マーケティングの動きは、止まることなく加速していく。

自動車を除く、すべての主要産業において2012年から2013年の広告収入を比較すると、前年同期比で成長しているのが分かる。

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主要産業別のインターネット広告収入

2015年において、インターネットマーケティングに対する投資は、信頼のおけるROI (投資利益率) がある絶好のチャンスなのだ。

コンテンツ配信とSNSこそが、良質な顧客との関係維持を可能にする。

もしあなたがマーケティングに精通しているならば、既存の顧客が最大の収入源であることは知っているだろう。オンライン情報やソーシャルメディアを上手に使って、顧客の離率を抑えることができたら、それが最も理想的な状況といえる。

では、どうやって顧客の離率を減らすのか?

オンライン上での顧客とのやりとりは、以前よりずっと盛んに行われている。ブランドが顧客と個人的に交流する方法として、ソーシャルネットワークが主流となっているのだ。

StatistaとMashableのレポートによると “ソーシャルネットワーキングは、アメリカでNo.1のオンライン活動だ”とある。

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米国の消費者が、一日にデジタル・メディアに費やした平均時間 (時間:分) -2012年

そう、ここが顧客のいる場所。

これらのプラットフォームを利用して、顧客との関係を構築するだけでも意味がある。ある調査によれば、多くのオンラインブランドは顧客との関係改善のためにE-mailの2倍の効果を持つ、SNSを利用している。

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顧客との良好な関係を保つのに一番ふさわしいマーケティング方法は?

しかし正直なところ、SNSは広告や企業サイトの閲覧者が、会員登録や資料請求、商品購入など、企業の望む行動を大きく助けてくれるわけではない。 私たちの顧客維持を手助けしてくれるのだ。

そしてそれは、それぞれの「ソーシャルメディアのサイト」に限ったことではない。実は、FacebookやYouTube、LinkedIn、 Google+、PinterestといったSNSよりも、顧客はオンラインでの有益な情報に影響される傾向がある。

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商品の購入に影響を与えるオンラインサイト。トップ3は、リテールサイト、ホームページ、ブログ。

望む限りの「ツール」がある時代。

すべての問題を解決してくれる、アプリやオンラインツールが溢れかえる時代がやってきた。

これまで以上に、マーケティングは簡単になっている。データ解析、タスク最適化、 SEO強化、テスト情報、ローカライズツール、コラボレーション·ネットワーク、配信ツール、ソーシャルメディア、ソーシャルメディア管理アプリ、そしてマーケティング自動化リソース。必要とするものはいつでも手に入る時代だ。

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あなたのコンテンツマーケティングには何が必要か。さあ、どれを選ぶ?

オンラインサービスで、できないことは何もない。

しかし、この膨大なツールの存在によって、想定される1つのリスクがある。
それは、ツールは戦略を練ってはくれない、ということである。ツールは、あなたの戦略の実行を手助けするだけである。好きなだけ選んで使用することは構わないが、ツールがあなたの戦略を実行してくれる、なんていう期待は持たない方が良い。

より多くのリソースへアクセスできる。

望む限りのマーケティングツールがあるだけでなく、これまで使用していた以上のリソースも確保できる。ここに記すものがその一部だ。

移動性のある労働力

ますます多くのオンラインワーカーが、場所に依存することなく働いている。多くのスタートアップがオフィスを持っていない。

モバイルデザイナーを雇うことになったが、その人をスタートアップの聖地、サンフランシスコで見つけられない時はどうする?

その時は、イスタンブールでもモスクワ、オーランド、メキシコシティ、プシランティ、ミシガンでも、どこででも雇うことができる。その人がいる場所は関係ない。

あなたは、2015年に必要なすべての労働力資源をすでに手にしている。彼らはオフィスにいるのではなく、インターネット上にいるからだ。

広告代理店

代理店は、マーケティングタスクを請け負ってくれる。CROの管理、コンテンツの作成、ソーシャルメディアの管理など、望むものすべてをだ。

自分自身でもできるが時間がない、誰もが経験する問題だろう。解決策は簡単。代わりに人を雇えばいい。

コンサルタント

時としてビジネスの最大の利益は、コンサルタントを雇うことによって得られることがある。彼らは、何が間違っているかを伝えてくれ、問題にどのように対処するかを教えてくれる。

インフォメーション

顧客に提供する情報を忘れるわけにはいかない。個人ブログ、ビジネスブログ、ポッドキャスト、メルマガ、 Webセミナー、トレーニングビデオ、インフォグラフィック、ホワイトペーパー、研究データ、統計などが活用できる。使い方がわからなければ、Googleにいけばいい。
2015年は、あなたのデジタルマーケティングを強化するために、必要なすべてが備わっている。

終わりに

私が思うに、2015年が素晴らしい年になるのは、もはや必然だ。

私は楽観的な性格なので、このようないいニュースは個人的にも大好きだが、それが今回の認識を変えているとは思わない。上の数字を見て、今のトレンドをチェックしてもらえればわかるだろう。

どうだろう? 2015年は、あなたにとって大きな意味がある1年になるだろうか?

原文: Why 2015 Might Be Your Best Year for Internet Marketing
筆者:,  顧客の獲得維持Web分析ツール「KISSmetricsのチーフエバンジェリスト。Quick Sprout でブログも執筆中。

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