効率アップで業績アップ!「今すぐ使えるWebサービス」を実際に使った感想と共に伝える、シリーズ第2回。写真をとるだけで入力いらずの名刺管理アプリ「Eight」に続く今回は、クラウドソーシングを活用したオンラインのお仕事マッチングサービス「クラウドワークス」です。
ベンチャー、中小企業は大企業に比べ社員が少ないのは言わずもがな。会社ホームページを作成したい時に、Webデザイナーがいない、エンジニアがいない…けれどもフルタイムで雇用するには人件費がかかるし、外注しても何かと時間がかかる…。そんな時にオススメなのがクラウドワークスです。クラウドワークスを使えば、自社ではできない仕事を安く、簡単に、外部委託する事が可能です。本日は、前年度比230%と成長率を誇り、快進撃を続けるクラウドワークスをご紹介します。
クラウドワークスって何?
料金は、基本サービス無料で有料オプションあり
会員登録は無料です。
システム利用料は、発注者は仕事の依頼・仕事の提案まで無料で利用できますが、仕事が依頼しやすくなる有料オプションを使用することも可能です。受注者は、受注額の中から報酬額に合わせてシステム利用料が発生します。
発注者の有料オプション
オプションの「全体トップ」「カテゴリトップ」「注目枠」「急募枠」などを設定すると、一覧の中で自分の依頼ががメンバー(受注者)の目に触れやすくなり、提案件数の増加につながります。
クラウドワークスを使ってみた感想
依頼する側のメリット
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外注費が安い
一般にクラウドソーシングは、通常の外注に比べて外注費が安いです。いわゆる挙手制なので、依頼内容と希望の価格帯を設定するだけで、 例えば、Webデザインのように月々の件数に波のある仕事でも、クラウドワークスを使えばフルタイムで雇用をする必要がなくなるのでコスト削減です。
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複数企業にコンタクトする必要なく、外注手続きが簡単
発注者はクラウドワークスで依頼を出してしまえば、後は仕事の提案がくるのを待つだけです。依頼された仕事は、掲示板のような形でクラウドワークス全体に表示され、一度依頼を出せばメンバー全員に確認されます。クラウドワークスは一般的な外注と違い複数の会社にそれぞれ依頼の連絡をする必要もありません。また依頼を出してからのレスポンスも、2日で4件くらいのペースで提案が集まるので依頼を出したけど、全然提案が来ないなんて心配はありません。
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実績・スキルが一目で確認できるので、最適な依頼先をラクラク指定
過去の実績や経歴、スキルなどを詳細に確認できるため、依頼先の検討に悩む事は少ないです。1度仕事を依頼して、気に入ったメンバーがいれば、次回からは直接交渉が可能な為、更に短時間で質の高いサービスを受ける事ができます。
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3つの依頼方法で仕事
依頼方法には、仕事を段階ごとに管理できるプロジェクト、何人かの提案の中から1つを選ぶコンペ、完成品を提出してもらうタスクの3つの仕事形態があり、仕事内容にあった方法で依頼ができます。
依頼方法の詳細はこちらから http://crowdworks.jp/pages/faq/6step_index.html
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チャット機能でオンライン上での情報交換がスムーズ
クラウドワークスを利用して、意外に便利だったのがチャット機能でした。受注者との仕事の連絡にメールを使うのは、特に急ぎの案件の場合非常に面倒なのですが、チャット機能はリアルタイムで連絡が可能なのでスムーズにコミニュケーションができました。チャット相手がオンラインかどうか表示されるのも非常に便利です。
受注する側のメリット
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報酬の不払いなど、金銭トラブルを防げる
依頼者の報酬は、あらかじめクラウドワークスに預けられ、クラウドワークスを通して支払われるので、受注者は報酬の不払いなどの心配をする必要はありません。
※一部、前払いが適用されない取引もあり -
どこにいても依頼にアクセス
インターネットさえあれば自宅、カフェ、旅行先などどこでも仕事が可能です。満員電車に揺られて会社に行く必要も無いので、リモートの作業が合っている人には非常に働きやすい環境です。調査によれば、首都圏サラリーマンの平均通勤時間は1時間であり、年間で500時間もの作業時間の節約が可能です。500時間を時給換算するとかなりの値段になるので、その節約した時間を別の仕事や趣味など自由に使う事もできます。
実際に使ってみた「まとめ」
まず一番に、基本サービスが全て無料で使える点が良かったです。会員になるだけなら無料なので、サービスや機能をいじってみて使い勝手が良さそうなら外注する、という方法でまずはお試しで登録し、気軽にサービスを利用する事ができます。機能面ではチャット、コンペ方式など便利なサービスが揃っていて大変使いやすくなっていました。
終わりに
クラウドワークスは小規模な会社にオススメだと思います。リソースが限られている企業にとっては、欲しい人材を欲しいときに使って人件費を押さえたいというニーズをクラウドワークスはがっちり満たしてくれます。さらに人材の質に関しても、クラウドワークスでは、デザイン・開発スキルアップの講座開催や セミナー・勉強会を定期的に行なうなど質の向上に力を入れているようです。
また、提案者の実績が確認できるので質の高い受注者を探す事ができ、コンペ形式を利用して様々な人材を集めることも可能です。比較的大きい企業であってもクラウドワークスを利用する価値は高いでしょう。
質と低コストを兼ね備えたクラウドワークス、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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