【対策編】日本にいながら留学するより効果的に英語ができるようになった理由 : 3つの対策

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この記事について

この記事は、前回公開した日本にいながら留学するより効果的に英語ができるようになった理由 : 3つの問題に対する対策編です。前回は問題点とその理由の認識にフォーカスしましたが、今回は具体的な対策を考えます。まだ前回の記事をご覧になっていない方は、あわせてご覧ください。

もくじ

  1. この記事のゴール
  2. 3つの問題を克服する方法
  3. Never too late!

この記事のゴール

はじめに述べたとおり、この記事のゴールは英語ができるようになるための具体的な対策を提案することです。万人に有効な手段を提案できないことは承知のうえですが、少なくとも自分にはうまく機能した方法をまとめます。

3つの問題を克服する方法

3つの問題と、その問題が発生する理由。それを改めて整理します。

  1. 英語の勉強に割く時間が無くて続かない: 理由は「本当の目的が定まっていないから」
  2. 英語の勉強にはお金がかかる: 理由は「お金を払えば解決する劇薬があるかのように思えてしまう環境にいるから」
  3. 英語の上達を実感できない: 理由は「マスターしてから英語を使おうとしているから」

対策は次のとおりです。

問題1: 英語の勉強に割く時間が無くて続かない事への対策

まず続かない事への対策としては、やはり本当の目的をはっきりさせる事が重要です。それによって、英語ができないとなぜ困るのか、できるとなぜ嬉しいのかがはっきりします。例えば、映画を字幕なしでみれるようになりたいという目的があったとします。その場合、できないと何が困るのでしょうか?特に困らないのであれば、英語を勉強する理由は無いのと同じです。別に勉強しなくても困らないということなので、もっと他のことを勉強してスキルアップする方が人生にとってはプラスになるのかもしれません。しかし、もしあなたが俳優で、5年以内にハリウッドでのデビューを目指しているのなら、映画を字幕なしでみれるようになりたいというのはすばらしい最初の目標になり得ます。

もしそんな目標が出てこないのなら、何も困らないので英語を勉強する必要は無いと言えます。目的が無く、なんとなく子供向けの英語の本を読んでみたりすると、続かないのは目に見えています。

自分の場合は、目的として事業の海外展開がありました。これはその先に見ている目標のために必要な通過点であったため、できないぐらいなら会社もたたんですべてを投げ出す方がましだと心の底から思っていました。何をしていても、恐怖心のように、このままでいいのか?と自問自答が続きました。その時、自分にとって英語ができるようになるということは、生きていく上で必須のものとなっていました。

もう一方の時間が無いという問題ですが、これも目的がはっきりしていれば意地でも割くようになるはずです。とは言え、そんな根性論のような対策ではどうしても時間を割けないのが現実だと思います。そんなときは、日常生活の一部に英語を組み込んでしまうことが良いと自分は思います。

自分が具体的にやった事は次のとおりです。前提として、先程挙げた自分の目的があります。

  • 情報のインプットを英語でしかやらないようにした
  • 情報のアウトプットも英語を最優先で行うようにした
  • 社内の共通語を英語に切り替えた

情報のインプットを英語でしかやらないようにした

毎日のように、通勤・移動中は iPod で音楽を聞いていましたが、ある日を境に英語のポッドキャストしか聞かなくなりました。自分の場合は、インターネットテクノロジースタートアップ関係の情報に飢えていましたし、目的のためにはそれが必要でした。その業界の情報をいち早く、可能な限りソースに近い人から直接(翻訳等を介さず)得る方法として、ポッドキャストが最適でした。

実際に聞いていた(or みていた)のは次のものです。

Revision3 のコンテンツは非常に自分にはマッチしていたので、同じ業界の方にはおすすめです。最近なら、FoundationAsk Jay がめちゃくちゃおもしろいです。

また、読む方も英語だけにしました。もともと数百のブログを RSS リーダーで読んでいたのですが、ある日を境に日本語のブログは読むのをやめました。もちろん日本語のニュースとして必要な情報ソースや親しい人のブログは残しましたが、フィードリーダーの設定を変えて読む頻度を極端に下げました。

ブログ以外にも、DiggRedditHacker News などに出入りするのも良いのですが、その場合は出来る限りコメントを残して他のユーザーと会話することを意識していました。読めるだけでも聞けるだけでも意味はなく、一番大切なのは自分の意見を伝えることだからです。

情報のアウトプットも英語を最優先で行うようにした

というわけで、アウトプットが重要になります。実際の自分の経験では、十分なインプットが無いとアウトプットが全くできませんでした。言いたいことが日本語で浮かんでしまって、それを英語に変換することができない状態に陥るのです。ある程度インプットを続けていると、「そういえばこんなときはこう言ってたな」と必要な言葉が出てくるようになります。

自分にとっては、語学はすべて丸暗記だと思っています。脊髄反射のように、ふと考えたことが英語のフレーズとなって出てくるようにするために、あらゆるパターンを実際に耳で聞いて、目で見て、脳を動かし使ってみることが欠かせません。

アウトプットを英語で行うのは、スポーツの練習のようなもので、間違っているとか正しいとかはどうでも良いのです。もちろん、間違った英語で脈絡も無いことを発信していても誰も拾ってくれないので虚しくはなってしまいますが、コミュニティーサイトでのコミュニケーションなどは比較的入りやすいアプローチだと思います。

英語でのアウトプットと言って思いつくものにブログがありますが、あまりおすすめしません。なぜなら、ブログという行為自体がすでに敷居が高いからです。英語がどうこうの前に、ブログを定期的に更新することが難しく、それによって英語の勉強までフェードアウトしてしまうことが起こりえるからです。だから、英語の勉強のためにブログというのはおすすめしません。それよりも、Twitter の方があっています。

Twitter なら 140 文字の制限があるおかげで、更新することの敷居が低いという利点があります。それに、英語のネイティブスピーカーをフォローしておくことで、ちょっとした日常動作の表現を学ぶこともできます。自分もやりましたが、いろんな人をフォローしてみて、いいなと思った表現を盗み、自分で発信してみることが良いトレーニングになりました。

自分が興味を持っている業界の著名人をフォローするなら、こちらで探すのがおすすめです。

アウトプットをする上で重要なポイントは、間違いなんか気にしないことです。誰かに迷惑をかけるような大きな間違いをしては大変ですが、Twitter やブログで思ったことを発信していてもまずそんなことにはならないので、気にせずどんどん発信することが重要です。表現の方法や文法で悩んだ場合はとりあえず発信してみて、間違いを指摘されればラッキーです。誰も見てなくてスルーされたとしても、後で正しい表現に出会ったときに驚きや恥ずかしさと共に印象に残り、正しい表現を覚える可能性が上がります。

僕自身、文法は意識していません。間違っていることも多々あると思いますが、それによって本来の目的である意思疎通やビジネスには大きなマイナスは生まれていません。英語でのプレゼンテーションや商談、交渉、説得などの場面では特に、文法以上に大事なことがあるので、全く問題にはなりません。(そこが問題になってうまく物事が進まない関係であれば、そもそもうまくいかない関係だと自分は思います。)
もちろん正しい方が良いに決まっています。ですがはじめは無視してください。徐々に身につきますし、どこかのタイミングで正確な文法を自然と意識し、習得するようになります。

社内の共通語を英語に切り替えた

日常生活の多くの場面で英語に切り替えるために、自社で人を集める際には英語によるコミュニケーションが全く問題なく取れる人を優先しました。自分の場合は社内の環境を切り替えましたが、要するに定期的に接することができる英語が共通語となっているコミュニティーを見つけるか、無ければ自分でつくることが必要だということです。

いろんな地域に、日本在住の外国人コミュニティーは存在します。そういうコミュニティーに積極的に関わっていくことが出来るかできないかは、英語を習得する上で大きな要因です。

問題2: 英語の勉強にはお金がかかる事への対策

この問題は、実際には存在しません。問題1への対策でも明らかなように、お金はかかっていません。自分を追い込むためにお金を支払って勉強するということも必要な戦略かもしれませんが、自分は経験していませんのでおすすめはしていません。

お金をかけずに英語の勉強と聞いて思いつくもう一つの方法に、Skype を使った英会話の練習があります。自分も昔はかなりやったことを覚えています。Skype の設定でプロフィールをしっかりと英語で書いておき、さらに Skype ユーザーの検索対象として公開する設定にしておけば、プロフィールを見た同世代の人からいきなり着信やチャットが来ることがあります。そういう人と会話を楽しんでみるというのは、なかなか楽しいものです。間違っても気にせずに、伝わらなければチャットを併用して、とにかく話してみることが重要です。積極的な人であれば自分から人を探して話しかけていくのが良いと思いますが、僕にはそれは少し敷居が高かったようです。

Skype の場合は、ヨーロッパやアジアなど、英語のネイティブスピーカーでは無い人からのコンタクトも非常に多いです。その場合は人によって英語のレベルにばらつきがあります。訛りが激しすぎてわからないこともあるかもしれませんし、そもそも相手の英語力がなさすぎて何を言っているのか全くわからないこともあるかもしれません。それでも、いろんな訛りや英語レベルの人と交流することには意味があります。それは、完璧な英語を話す人と会話するよりも多くの場合難しい事になりますが、幅広い人とコミュニケーションをとる練習をしておくことには意味があります。

英語の勉強において大切なのは、恥をかく事だと思っています。失敗をして、恥ずかしい思いをして、伝わらなくて悔しくて、そしてその思いを糧に前進する事が出来れば、必ず身につきます。そのための場として、Skype は良い環境です。最近であれば、Facebook や Google+ などの SNS で同じ興味関心を持つ人を探すのもありだと思います。

問題3: 英語の上達を実感できない事への対策

英語は完璧になってから使うものではありません。先ほども述べたとおり、早い段階で恥をかきながら、前進していくことが重要です。上達を実感するためには、いますぐ、この記事を読んだ後に実際に使ってみるのが一番です。誰かに話しかけてみたいなら、Skype でも Facebook でも良いですし、まずは文字によるコミュニケーションから始めてみたいなら、コミュニティーサイトや Twitter があります。

すでにつながっています。いますぐ英語を使ってみることができる状態です。一昔前なら、留学する以外に方法は無かったのかもしれませんが、いまはインターネットがあります。使わなければ、英語ができるのかできないのかすらわからないはずです。

それと、非常に大切な事で、まだ言っていなかった事があります。

英語ができるようになるまでには、最低2年は必要です。数日、数ヶ月で完璧になることはできません。もちろんできる人やそれを助けてくれるサービスがあるのかもしれませんが、僕は見たことがありません。

自分はここに書いたやり方を3年間続けました。その結果、1年が過ぎたぐらいから明らかに変化を感じました。プライベート、ビジネスにおいていろんな場面を体験し、「あ、英語が問題なくできてるんだな」とふと気づいたのは2年が過ぎた頃でした。いまでは完全に日常の一部になり、勉強のためではなく、単純にやりたいから、必要だからここに書いたような事を日々実践しています。

留学でも、数ヶ月で英語ができるようになるケースなどレアです。年単位での経験が必要になります。日本にいながら、インターネットの力を借りて勉強する場合でも同じです。年単位で時間は必要です。でも、逆に言えば留学しようがしまいが、年単位で時間をかけることができれば、年単位で注力すれば、必ずできるという事です。

語学の習得は、スポーツと同じだと思っています。続ければ、必ず身につきます。毎日やって、身につけない事の方が難しいです。英語の上達を実感できない、と相談を受けることがありますが、単純に諦めるのが早過ぎるといつも思います。

2年間続けることができないのであれば、英語は身につかないと思います。それよりも短く習得できるものすごい教材があればここでぜひともご紹介したいのですが、残念ながら僕は知りません。2年間、諦めずに続けてください。

Never too late!

2年かかるとわかれば、始めるのは早いほうが良いです。もしあなたが本当に英語を身につけたいのなら、いますぐはじめてください。いま何か変わらないのであれば、おそらく2年後もそのままです。

何かを始めるのに、遅すぎる事はありません。いつはじめても、結果がでるのは2年後です。焦る必要はありません。2年間、楽しみながら前進し続ける事が重要です。途中で上達が実感できなくても、気にしないでください。2年たっていないので、上達を実感できるはずがありません。

いろいろと対策の提案があり、どれから始めていいのかわからないのであれば、次の2つだけ、今日からはじめてください。

今日からはじめる2つの事

  1. iTunes で検索して好きなポッドキャストを購読する(ポッドキャストはほとんどが無料)
  2. Twitter で英語でつぶやく(恥ずかしければ別アカウントを作る)

iTunes で検索して好きなポッドキャストを購読する

探し方はここにあります。無料で楽しめます。iTunes を使っていなくても、ポッドキャストを聞く方法はあります。

Twitter で英語でつぶやく

何をつぶやけばいいのか分からなければ、僕に話しかけてください。僕は英語ネイティブではありませんので、文法とか気にしないでください。この記事の感想でもかまいません。ここで待っています。

以上です。

それほど簡単な事ではないのかもしれませんし、2年というのは長い道のりに聞こえるかもしれません。しかし、やってみれば大した事はなく、むしろ楽しい事ばかりですし、2年というのは短いです。

英語を本格的に身につけたいと本気で思っているあなたなら、この長いシリーズを読んでくれたあなたなら、必ず続けられると信じています。ぜひいますぐ、まずは2つの事をはじめてください。

更新情報

番外編を公開しました。

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2件のコメントがあります。

  1. muster up my courage!

  2. I’m college student. Today,I heard about study abroad in college.I want to go but it’s higt cost.So I think that I cant go. Then I found out you,your words makes me cheer.I think study English a lot! Thanks ?