日本で「改善」という言葉が使われる場合、広くいろいろな場面において用いられ、現状の悪いところを改めて良くする、という意味で使われます。日本人であれば誰でも普段何気に使う言葉のひとつでしかありませんが、じつはこの言葉は ” KAIZEN”として、トヨタの生産方式を象徴する言葉として広く世界で知られています。

世界のトヨタが行ってきた カイゼン、その根底には徹底的に現場改善を行い、また現状に満足しない、そして社員総員で知恵を出す、といったことが原点にあるようです。

全世界に広くこの言葉が広まった理由として、今井正明さんが書いた『KAIZEN』という本がアメリカで出版され、14ヵ国語で訳された功績が大きいでしょう。この本は、日本企業が国際競争で成功した経営ノウハウが織り込まれた本として評判になり、日本に学ぶべく経営者はもとより品質管理や製品開発などに携わる人たちの教科書になっています。