会社印と代表者印の違い・使い分け – フリーランス・中小企業向け

2013年7月18日

自分で何らかのビジネスを始めると、いろいろな場面で印鑑が必要となり何種類か作成しなくてはならなくなります。ところが、各印鑑の違いや使い分けについてよくわかっていないということはよくあることです。印鑑によっては法的な効力のあるものとそうでないもの、あるいは使用する場面が決まっているものがあるので正確な知識が必要とされます。
そこで、事業を行っていく上で、使用頻度の高い会社印と代表者印の違いおよびその使い分けについてご説明します。

会社印と代表者印の違い・使い分け

会社印とは、社名のみが刻印されている四角い印鑑のことです。社印あるいは角印と呼ばれることもあります。会社名だけ刻印されている場合もあれば、「○○株式会社之印」というふうにおくり字に「印」や「之印」を入れているものもあります。
会社印は見た目も大きくて重要な印であるかのような印象を受けますが、実は単なる認印にすぎないためその印章の有無は文書の効力に影響がありません。そのため法的効力を要求される文書には会社印が単独で使用されることはなく、代表者印とあわせて使用されます。
会社印は、請求書・領収書・注文書など社外文書、稟議書・辞令などの社内文書に押印されます。通例として、社名の部分に重ねて押印する場合が多いです。

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代表者印とは、本店所在地に届出している最も重要な会社の印章のことです。いわゆる会社の実印のことです。その形状から丸印ともいわれます。印章は二重の同心円となっており、外枠には会社名、内枠には「代表取締役印」と刻印されています。

実印登録されていますから、代表者が対外的に会社を代表して重要な契約を締結する際に使用されます。たとえば、登記申請、株式発行など法的な手続きにおいて必要とされます。

◆フリーランスの印鑑について
フリーランスはいわゆる個人事業主ですから、印鑑については会社の場合とは異なりかなり自由です。会社印に相当するものとして屋号の角印を請求書等に押印する方もいれば、個人の実印を押印する人もいます。ただし、あくまでも法的効力があるのは、市区町村役場に印鑑登録をした実印だけです。その意味では、個人の実印が会社の場合の代表者印に相当するものであるといえます。

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