【エクセル版】請求書の無料テンプレートと源泉税(使い方の説明付き)

2013年8月13日

この記事ではエクセルの請求書テンプレートを使う方法について解説致します。消費税の書き方、内税・外税の違い源泉徴収の有無の選び方まで説明します。 無料請求書テンプレート付きですので、是非こちらからダウンロードして使ってみてください。源泉税を考慮しない請求書のエクセルテンプレートはこちらからダウンロードすることができます。

 

【請求書テンプレートを使うには】

請求書の書式は特に指定されておらず、自作のフォーマットや、エクセル・ワードの雛形を使っても問題ありません。 請求書テンプレートは、以下のようなエクセル形式が一般的です。

請求書テンプレート__7_.xlsx

請求書テンプレート1

※この請求書テンプレートはこちらからダウンロードしていただけます

 

【エクセルの請求書テンプレートの使い方(印刷設定)】

エクセルのテンプレートを使用する際はダウンロードした後、それぞれの項目(送り主、宛先等)を変更しましょう

請求書テンプレート__1_.xlsx

スクリーンショット_2013_06_26_12_08

 

全ての項目の編集が終り、確認ができましたら、印刷範囲を設定します。 まずセルを選択し、ドラッグして範囲を広げます。

スクリーンショット_2013_06_26_12_10-2

次に、印刷したい範囲を選択したまま 「ページレイアウト→印刷範囲→印刷範囲の設定」 をクリックします。

※本記事では2010年版のエクセルを使用しているため、他のバージョンでは操作画面が若干異なる場合があります。

 

すると、以下のような点線が表示されるはずです。表示された点線は印刷される際のページの区切りを表しています。

 

点線が一つながりで印刷範囲の周りのみに表示されている場合や、点線が全く表示されない場合は、そのまま印刷してください。

下記のように印刷範囲の内側に点線が表示されている場合は、そのまま印刷すると2枚以上に分かれてしまいます。そこで、さらに印刷設定を進めます。

 

まず「ページレイアウト→ページ設定」をクリックします。

 

表示されたウィンドウをご覧ください。 印刷範囲を修正するには、2つの方法があります。

方法1 スプレッドシートの中に請求書しかない場合は、請求書全てが1ページに収まるように簡単に設定できます。 「ページ」タブの中の「次のページ数に合わせて印刷」を選択し、横1×縦1となるように設定します。

方法2  手動で範囲を縮小・拡大することもできます。「ページ」タブの中の「拡大縮小印刷→拡大/縮小」をクリックして、100%より小さな数字(例:90%)を選択すると、より大きな範囲を選択できるようになります。好みの印刷範囲が点線の中に収まるようになるまで調整しましょう。

 

方法1か2のどちらかで印刷範囲の設定が完了したら、「ファイル→印刷→印刷」をクリックすれば、請求書の印刷が完了します!

 

【請求書テンプレートを使う上で注意する点】

請求書テンプレートは上手く利用できましたか? 次に、請求書テンプレートを使う上で気をつけるべきことを解説します。

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【テンプレート内の重要項目】

インターネット上のテンプレートや自分で作成したエクセルファイルを使用する場合には、必要な項目が全て入っているか一度確認するようにしましょう。以下の番号に沿って、注意すべき項目の説明を致します。

※こちらの請求書テンプレートは、オンラインで請求書・見積書を管理できるMakeLeapsに無料登録をすると使えるようになります。

 

1. タイトル

取引が発生する度に発行する場合は「請求書」のみで構いません。 定期的に発行するような場合は「○年○月分御請求書」といった記述にします。

2. 請求番号

請求書管理のための番号です。 重複さえしなければ、どのように番号を振っても構いません。

 

3. 発行日・提出日

個人の場合はその請求書を発行した年月日を記述します。 企業の場合は請求日として締日を記載する場合が多いようです。

 

4. 宛先

請求する相手を記載します。 相手方の部署名や担当者名などを書くとより円滑に事が運びます。

 

5. 請求者

請求者の名前、もしくは会社名と連絡先を記述し印鑑を押印します。ロゴを記載する場合もあります。

 

6. 請求明細

商品名・単価・数量・合計額などを記述します。

 

7. 消費税

最初に消費税込みで契約した場合には記載する必要はありません。 消費税は小計の後ろに記載します。

【消費税の書き方(税込み・税抜き)】

消費税を記載する際、税込みと税抜きの違いに注意しましょう。

 

<税込みとは>

表示価格の中に小売り価格と税を合わせて表示するもので、総額方式や内税とも呼ばれます。

・税込みの例:「1,000円(税込み)」

消費税込みの場合、請求書には以下のように記述します。

 

<税抜きとは>

小売価格と税を別々に表示するものです。外税とも呼ばれます。

・税抜きの例:「1,000円 + 税」

消費税抜きの場合、請求書には以下のように記述します。

【源泉徴収について】

業種によっては源泉徴収が課せられています。フリーランスで主要な業務範囲としてはデザインや執筆、挿絵や写真等に関連した業務があげられます。 詳細な業務範囲は以下のリンクから確認することができますので一度ご確認ください。

源泉徴収税は基本的には請求される合計金額から計算されますが、税別の合計が明記されている場合、そちらから計算してもよいことになっています。

源泉徴収は、例えば消費税が無い場合は、次のように記述します。


支払い側が源泉徴収税を支払うため、請求書にはマイナスの価格(-200円)の値段を書きます。

 

【請求書テンプレート要らず? オンラインで請求書管理】

今回は請求書テンプレートをご紹介致しましたが、エクセルでの請求書作成はとても手間がかかります。枚数が少なくとも年度を重ねると、請求書が蓄積され、数が膨大になってしまいます。結果的に、エクセルで膨大な数の請求書を管理することは、貴重な人件費と時間を無駄にしていることになります

最近徐々に認知されてきた、クラウドシステムを利用すると、低コスト・短時間で請求書作成ができます。クラウド請求書管理ツールのMakeLeapsは、請求書の作成・管理・郵送が全て1つのプラットフォームで行えるため、時間や労力の削減につながります。まずはこちらをクリックして、MakeLeapsの5社以内永久無料プランをぜひお試しください。

 

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