Salesforceでできることとは?顧客管理と営業支援で業務効率化!

クラウド型の顧客管理(CRM)や営業支援(SFA)ツールで注目されるSalesforce。導入することにより、顧客管理や営業活動の効率化ができます。

ほかのツールとの連携が簡単であったり、拡張アプリが豊富であったりするため、どの企業規模であっても採用しやすいツールであるのが特徴です。社員の負担を減らしながら、営業効果を高めることにつながります。

ここでは、Salesforceの基本的な機能や導入するメリットをご紹介します。営業活動の効率化を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

 

Salesforceとは?

Salesforce(セールスフォース)とは、アメリカの会社であるセールスフォース・ドットコムが提供するプラットフォームのことです。クラウド型の顧客管理(CRM)や営業支援(SFA)において、世界・日本ともにトップシェアを誇る人気のツールです。

企業や業務内容に合わせてカスタマイズできることが魅力で、各社に適したサービスを提供し、業務の効率化に貢献します。大企業から中小企業、街の商店まで、会社の規模は関係なく導入可能です。

また、クラウド型のサービスのため、場所や端末に縛られることなく使えることが大きなメリットです。テレワーク(在宅勤務)やリモートワークでも利用できるため、業務が滞る心配もありません。

 

Salesforceでできること6選

Salesforceでは、顧客情報と営業活動に関することをすべて管理できるのが特徴です。これまでは担当者ごとに把握していた情報を、誰もが見られる状態に整えておくことで、急な退職や顧客からの問い合わせにも慌てずに済むでしょう。

ここからはSalesforceでできることを詳しくご紹介します。

顧客情報の管理

Salesforceでは、取引企業の情報や担当者の情報を管理することができます。

自社に合わせたカスタムをすることで、必要な項目を追加して管理することも可能です。

・どのような製品・サービスに興味を持っているのか

・予算はどのくらいを想定していそうか

・次に興味を持ちそうな製品は何か

このように、顧客に関する情報を可視化して細かく記録に残すことができます。

また、自社のWebサイトからの申し込みがあった場合、見込み客として自動的に登録することができるのもメリットです。

・お問い合わせフォームからの連絡

・資料請求

・セミナーなどの申し込み

上記のような反応があった際に、顧客の情報を自動的に登録。各担当者を登録しておけば、担当者の入力も自動で行ってくれます。手入力する必要がないため入力ミスもなく、営業活動に集中できるでしょう。

営業活動の管理

Salesforceでは、過去の商談や進行中の商談情報の管理もできます。たとえば、商談内容の管理や営業活動の記録、見込み客へのアプローチの進捗など、これまでは担当者だけが把握していた内容を部署全体で把握することが可能です。

これまでの契約情報も一元管理することができるため、しばらくやりとりがなかったクライアントからの連絡にも慌てずに済みます。過去にどのような契約内容で取引をしていたのかが一目瞭然なので、当時の担当者が退職していても問題ありません。

また、営業活動のレポート作成も簡単にできます。社外のパソコンからでもログインできるため、営業活動の合間にその都度、帰社して作成する必要もなく、営業社員の負担も軽減できるでしょう。社員の適正な評価にもつながります。

業務報告や会議の議事録作成などもすぐに共有できるため、社員間での迅速な情報共有が可能です。

商品の管理

商品管理にも対応できるのがSalesforceの特徴です。商品に関連した情報や価格情報を管理することができます。商品マスタや価格マスタのデータを手入力していた企業では、時間と人件費の大きな節約につながるでしょう。

また、Webからの問い合わせやメールでの連絡にも対応できるため、オンラインショップでも活用できます。受注管理や在庫管理、入金管理まで自動で対応。少人数でのオンラインショップ運営を叶えます。

他のツールと連携することで請求管理も自動化することが可能です。請求書の作成や郵送を自動化したいなら「MakeLeaps for Salesforce」の連携がおすすめ。営業担当と経理間での連携の不備や人的ミスを回避して、スムーズな請求ができます。

アプリの開発

Salesforceでは、企業の業務や形態に合わせてアプリを購入・開発することも可能です。

専用のアプリマーケットには、財務や人事などに関するアプリをはじめ、豊富なアプリが揃っています。中には無料のアプリも用意されているため、使い勝手のいいアプリを探してみるといいでしょう。

また、Force.comやHerokuなどの開発環境も提供。独自のアプリを開発することもできます。アプリの拡張性が高く、企業の業務に合ったアプリを開発できるところも魅力です。

問い合わせ対応

Salesforceにはカスタマーサポートに特化したツール「Service Cloud」が用意されています。連携することにより、顧客情報や過去のやりとりを活用することができるため、より手厚い顧客サポートが可能に。顧客の満足度向上にもつながるでしょう。

また、Webサイトやメールでの問い合わせの記録もできるため、連絡を受けた担当者が手入力したり、人的ミスが起こりにくかったり、それを防いだりするメリットもあります。顧客のニーズ分析や、柔軟なサービス提供に役立ちます。

実際にコールセンターなどのカスタマーサービスに関する部署で導入されています。

顧客・商品の情報分析

顧客や商品の情報などを活用して、売上予測のような情報分析もできます。これはSalesforceにすべての情報を集めているからこその活用方法です。

AIを活用することで、既存客や見込み客のニーズを分析。必要なタイミングで適切なアプローチをすることができるため、営業機会を逃しにくくなります。

また、営業活動の情報を活用することで、社員の業務改善や評価に役立てることも可能です。売り上げ目標を達成している社員はどのように動いているのか、どのような改善をすると成約につながるのかなど、可視化された情報から分析することができます。

 

Salesforceを導入するメリット

Salesforceを導入するメリットは、大きく次の3つが挙げられます。

・情報の一元管理で顧客満足度の向上につながる

・業務改善につなげることができる

・社員間での連携が円滑になる

最大のメリットは、莫大な情報を一元管理できること。バラバラに共有されていた情報を、顧客ごとにまとめて一括管理できるため、顧客に合った対応を迅速に進めることができます。結果的に顧客満足度の向上にもつながるでしょう。

また、営業活動の管理や営業の進捗状況などの情報共有により、業務改善にもつながります。例えば、営業成績のよい社員を見本に、どのようなアクションをすると成約や問い合わせにつなげられるのかを分析。分析結果を社員に共有することにより、部署全体の業務効率のアップが期待できます。

さらに、社員間で共有できる情報は、営業活動などの業務に限りません。顧客情報や営業の進捗、過去の契約情報など、営業において必要な情報はひと通り共有することが可能です。

ほかのツールとの連携が容易であり、アプリでの拡張性が高いため、企業の規模や状況に応じてカスタマイズできるのもメリットです。無駄な機能は削ぎ、その分、使い勝手を重視したツールを開発できます。

業務の効率化だけでなく、顧客へのより良いサービスの提供を実現できることが、Salesforceを導入するメリットです。

 

クラウド型の顧客管理(CRM)や営業支援(SFA)において、世界トップシェアを誇るSalesforce。導入することにより、顧客のニーズを見極め、適切なタイミングでのアプローチが叶います。また、営業活動に関する情報なども一元管理できるため、業務の効率化や社員の適切な評価につながるメリットもあるツールです。

ただ導入するだけではなく、拡張機能やアプリを活用して自社にとって使いやすくカスタマイズすることがポイントです。さまざまな拡張機能が用意されており、外部ツールとの連携もできるため、うまく使いこなしていきましょう。

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